辰年に突入
旧暦では今週末から甲辰(きのえ・たつ)年である。家族と新年を祝う人たちだけでなく、中国の株式市場を追う人たちも、5日間という長期休暇をリラックスして楽しむことができるだろう。そう、市場が休みなら株価が下がる心配はないからだ!
ここ数週間、低迷する株式市場を立て直そうとする当局の動きが相次いでみられた。それが、日中ボラティリティの急激な高まりと、最近の安値からのある程度の反発をもたら……
2月12日に公開された「ミュンヘン安全保障指数2024」の表紙には“Lose-Lose?”という文字が大きく書いてある。これは18日に閉幕したミュンヘン安全保障会議2024に秘められている哲学的軸で、「誰もが損をするゼロサム思考の悪循環から抜け出すには、どうすればいいか」というテーマを指す。
習近平政権の外交戦略は“Win-Win”を軸とした「人類運命共同体」。時代はゆっくり、しかし大きく動き始……
2月16日から18日にかけて開催される「ミュンヘン安全保障会議(MSC)」に先立ち、一般国民の感情を調査した「ミュンヘン安全保障指数(MSI)2024」が2月12日に公表された。それによれば日本以外は中露に対して「大きな脅威を感じていない」という回答が出ている。正確には日英だけが「ロシアを最大の脅威」と感じ、日加(カナダ)を除いた調査対象国の一般市民は「中国にそれほど大きな脅威を感じていない」とい……
今年1月23日、中国大陸のネットに<昨年、米南部国境から入国する中国人が53倍に急増、なぜリスクを冒してまで不法移民をするのか?>というタイトルの記事が現れ注目を集めた。よくよく見れば「南部国境から」と限定的なのだが、それでも何が起きているのか気になる。真相に迫ってみた。
◆英誌『エコノミスト』のリポートの翻訳
冒頭に書いた中国大陸に現れた在米中国人不法移民急増に関する情報は、どうやら1月18……
Introduction
After the 18th National Congress of the Communist Party of China (CPC), every year around the time of the Spring Festival, the " No. 1 Central Document" guiding agricultural, rural and f……
バイデン大統領が「責任能力の低下と記憶力薄弱」を理由に訴追を免れたという衝撃的なニュースは、世界を嘲笑的に駆け巡り、これで大統領職が務まるのかという懐疑を抱かせている。中国のネットでは「スリーピー・ジョー」(バイデン)という言葉がもてはやされているが、中国共産党管轄下にある中央テレビ局CCTVは、民主党を脱退したロバート・ケネディJr(以下、ケネディJr)の「中東に駐留する米軍は撤退すべきだ」とい……
Enter The Dragon
According to the Lunar calendar this weekend ushers in the year of the wooden dragon. Aside from all the familial celebrations those following the stock market in China will be reli……
中国のネットではトランプ(中国語表記:川普)を「川建国」(中国を再建国したトランプ)と呼び、バイデン(中国語表記:拝登)を「拝振華」(中華を振興させたバイデン)と呼んで茶化している。何れも「中国を虐めることによって中国人民の愛国心と団結心を強化してくれた人」という意味だ。
中国政府自身は「内政干渉」として米大統領選に関して沈黙しているが、中国政府の思惑をそれとなく示唆するシンガポール……
2月1日、台湾立法院(国会)の院長(議長)選挙で、対中融和的な国民党の韓国瑜氏が当選した。5月20日に発足する親米的な民進党の頼清徳政権にとっては「ねじれ国会」の「ねじれ度」がさらに強くなり、国防予算案などを通しにくくなるだろう。
一方、韓国瑜が当選したのは新立法委員(国会議員)の中にいる2名の無党派が国民党側に付いたからだが、今後の立法院運営(国会運営)では柯文哲氏が率いる民衆党委員(議員)8……
1月26~27日、アメリカのサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と王毅(中央政治局委員、中央外事工作委員会弁公室主任兼)外交部部長(外相)がタイのバンコクで会談した。イエメンの反政府勢力「フーシ派」の紅海における船舶への攻撃をアメリカは阻止しようとしたが効果なく、背後にいるイランがフーシ派への支援をやめるよう「イランを説得してくれ」と、アメリカが中国に頼んでいるからだ。しかし中国は台湾問題……
カテゴリー
最近の投稿
- トランプ「中国は同盟国」発言は事前に習近平と調整 梯子を外された高市首相
- 習近平の訪米:日本と台湾は米中交渉のどこに注目すべきか
- 米シンクタンク「米軍は第二列島線まで退くべき」(台湾放棄、日米同盟破棄…)の衝撃 その1 実現性は?
- 「習近平が倒れた」という噂の正体 BRICS首脳会議で
- Xi Jinping’s US Visit: What Japan and Taiwan Should Watch in US–China Bargaining
- 「習近平訪米の計算式」Ⅲ 中東・アフリカの要衝に王手! エジプトと軍事演習
- 「習近平訪米の計算式」Ⅱ 世界人口の42%を占める上海協力機構 習近平「イランとの距離の取り方」
- 「習近平訪米の計算式」Ⅰ トランプに会っても国連総会は欠席するわけ
- 不正流出したネパール・中国「土石流」監視カメラ映像は、ロイターが配信権を獲得して正当化されたのか?
- 垣間見えた未来










