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習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
イラン・中国外相会談 習近平の存在によりトランプがイランとの合意に傾く
2026-05-07
5月6日、訪中したイランのアラグチ外相と中国の王毅外相が北京で会談し、二人は習近平国家主席が提唱した「四つの主張」で合意した。イラン攻撃問題に関しては表面化した動きを見せなかった習近平の存在が、ここに来て一気に浮き彫りになり、まもなく訪中して習近平との首脳会談を控えているトランプ大統領が、遂にイランとの合意に傾くという現象を招いているようだ。米メディアのアクシオスが伝えた。 ◆アラグチ外相と王毅……
トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
イラン外相訪中報道だけで、急遽「TACO」るトランプ
2026-05-06
5月6日、イランのアラグチ外相が訪中する。4月8日にはイラン側がホルムズ海峡開放と宣言したのに、その5日後の4月13日にはトランプ大統領がホルムズ海峡を逆封鎖すると言い出したことが直接の原因だ。 事実経緯としてはややこしいが、4月8日にイランが開放を言い出し、4月13日トランプが逆封鎖を宣言した状況下で、4月17日になるとイランが開放を再宣言したのだが、同日トランプが「イランの開放は歓迎するが、……
米・イランが2週間の停戦を発表 首都テヘランの様子(写真:ロイター/アフロ)
米政府「イラン戦争はすでに終結」と表明 習近平が背後で動いた4月上旬の一時停戦を根拠に
2026-05-01
ヘグセス米国防長官は4月30日の議会証言で、「4月8日に発効した米イラン間の停戦合意により、トランプ大統領がイランに対する軍事行動を起こすための60日間の法的期限が停止または終了した」と述べた。したがって「トランプ政権はイランに対する軍事行動について議会の承認を得る必要がなくなった」ということが言いたいわけだ。 中国はこの事を大きく扱っているが、それはヘグセスが「4月8日に発効した米イラン間の停……
スミソニアン動物園でパンダを愛するアメリカ人参観者(写真:ロイター/アフロ)
習近平の対米パンダ外交から見えてくるイラン情勢
2026-04-25
習近平国家主席がやっと動いた。 習近平は、友好国イランを米イスラエルに攻撃されて、トランプ大統領を北京に迎えることが困難になっていた。しかし今パンダ2頭をアメリカに貸与することになったということは、トランプを北京に迎えても大丈夫な状況が見通せたということではないのか?それはすなわち、イラン情勢が好転することを習近平がつかんでいるということを意味する可能性が高い。   ◆表立って動かなかった習……
中国国民党の鄭麗文主席と中国共産党の習近平総書記が会談(写真:新華社/アフロ)
交流の裏にあるもの:鄭・習会談に見られる上下関係、制度的非対称性、議題設定の失敗
2026-04-20
※この論考は4月13日の<Beyond Engagement: Hierarchy, Institutional Asymmetry, and Agenda-Setting Failure in the Zheng–Xi Meeting>の翻訳です。 台湾では、この種の会談が単に開催されたこと自体で評価されることはない。評価の基準は、誰が主導権を握っているか、誰が象徴的な優位性を持っているか、そ……
中国国民党党首鄭麗文氏が中国訪問を前に、台北にある国民党本部で演説(写真:AP/アフロ)
「交流」は罠ではなく戦略の舞台:安全保障の懸念や政策の空白を超えて、両岸問題における台湾のジレンマを再考する
2026-04-15
※この論考は4月7日の<Engagement Is Not a Trap but a Strategic Arena: Rethinking Taiwan’s Cross-Strait Dilemma Beyond Security Anxiety and Policy Vacuum>の翻訳です。 台湾ではここ数週間、国民党(KMT)の鄭麗文主席による中国訪問が大きな物議を醸している。世論は敏感……
ホルムス海峡とトランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
米国主導の秩序の終焉
2026-04-10
※この論考は3月29日の<The End of the US Order >の翻訳です。 激動 ドナルド・トランプがホワイトハウスに返り咲いて以来、本コラムは主に中国に焦点を当てながらも、トランプ政権が国内外で進めてきた劇的かつ継続的な変化を注視してきた。これらの変化は、世界における米国の地位に実害を与えている。トランプは、欧州の昔からの同盟国や世界中の友好国に敵対的な姿勢を取っている。攻撃的……
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
トランプ「中国がイランを停戦交渉の場に引き込んだ」 習近平の思惑は?
2026-04-09
パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は4月8日、パキスタンの仲介によって、米国、イラン、そして両国の同盟国がレバノンを含む「あらゆる場所」での停戦に合意したと発表した。トランプ大統領がイランを壊滅させる期限としていた日本時間8日午前9時のわずか1時間前のことである。 いったい何が起こって、いきなり「2週間の即時停戦」が実現したのか? その陰には中国の動きがあったことをトランプは認めている。 中……
安倍元総理とプーチン大統領(2019年)(写真:ロイター/アフロ)
プーチンが日本のために建設した石油パイプライン港を見捨ててしまった日本 今は中国が独り占め
2026-04-05
4月2日、共同通信が<【独自】政府、戦時下のロシア訪問団計画 大手商社に要請、5月念頭>とスクープしたが、しかし木原官房長官は翌日、<ロシアへ経済訪問団派遣を計画との報道、「事実ではない」>と直ちに否定した。 いずれにせよ、米イスラエルのイラン攻撃がもたらした世界石油危機の波は日本にも大きく押し寄せており、当然のことながら眼前の石油の宝庫であるウラジオストク近郊のコズミノ港を見捨てた日本の選択の……
トランプ大統領と習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
米・世論調査:米同盟国は「トランプよりも習近平が頼りになり、中国が世界の覇者になる」と思っている
2026-04-02
米メディアのポリティコ(POLITICO)はイギリスの世論調査会社パブリック・ファースト(Public First)に依頼して、今年2月6日から9日にかけて米国とそのトップ同盟国(米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ)を対象として世論調査を行なった。その結果を3月15日に発表したのだが、結果が凄い。 米国の「キー同盟国」は「トランプよりも習近平が頼りになり、中国の技術の方がアメリカより優れて……