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米LAで反中デモの瞑想をする法輪功信者(学習者)(写真:ロイター/アフロ)
習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartⅡ
2025-07-17
本稿では、7月14日の論考<習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartI>(以後、PartⅠ)の続きを書く。PartⅠの最後に書いたように、7月8日のTBSの<「中国で権力の移行が起きている」"独裁"強めた習主席"失脚"あるのか【7月8日(火)#報道1930】|TBS NEWS DIG>が土台としていた台湾の沈明室氏は、毎日のように法輪功のメディアである大紀元と接触をしていたことがわ……
米がイラン核施設3カ所を攻撃 米空軍が写真公開(2025年6月撮影・提供写真)(提供:U.S. Air Force/ロイター/アフロ)
米がイラン核施設3カ所を攻撃 米空軍が写真公開(2025年6月撮影・提供写真)(提供:U.S. Air Force/ロイター/アフロ)
中国が抱え続ける不安と不満
2025-07-16
※この文章は7月7日の<China’s Continuing Discomfort>の翻訳です。 イラン 数カ月前のこのコラムで、長年続いてきた規範や外交の基本姿勢がトランプ大統領の無作法かつ神経を逆なでする流儀により覆され、中国が不安と不満を強めていることを取り上げた。それ以降も、トランプ氏は文字通りやりたい放題、言いたい放題で、大統領の権力をふりかざすリアリティショーが日々続いている。トラ……
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平失脚説 噂とフェイクと報道のフローチャートPartI
2025-07-14
巷では、習近平失脚説あるいは早期引退説が流れている。その根拠として、   根拠1:BRICS首脳会議を欠席したくらいだから健康状態が良くない   根拠2:中共中央軍事委員会委員の欠員は習近平弱体化の象徴   根拠3:「中共中央政策決定議事協調機構工作条例」を審議することにより習近平自身の権力を制限 などが挙げられている。この説を象徴するような番組が日本で報道されているのをネットで知った。7……
中国人民抗日戦争記念館(写真:ロイター/アフロ)
習近平、BRICS欠席して抗日戦争「七七事変」を重視 百団大戦跡地訪問し「日本軍との共謀」否定か
2025-07-10
7月7日は盧溝橋事件の日だ。1937年7月7日に北京の西南方向にある盧溝橋において日本軍と中国国民党軍との間で起きた衝突事件で、中国では「七七事変」と呼ぶ。今年は抗日戦争勝利80周年であることから、習近平国家主席としては抗日戦争に関わる行事を最優先として動いている。 そのため日程が重なってしまったBRICS首脳会談を欠席したのだが、どうやら日本には、たとえば<中国・習近平、BRICSサミット欠席……
A U.S. Air Force B-2 Spirit stealth bomber takes off during Operation Midnight Hammer, the U.S. attack on Iran's nuclear facilities, at Whiteman Air Force Base, Missouri, U.S. June 2025. U.S. Air Force/Handout via REUTERS THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY (United States)(提供:U.S. Air Force/ロイター/アフロ)
China’s Continuing Discomfort
2025-07-07
Iran A few months ago this column raised the issue of China’s growing discomfort in a world where long standing norms and basic diplomatic civility were upended by President Trump’s brash and abrasiv……
「大きく美しい法案」(写真:ロイター/アフロ)
トランプの「大きく美しい法案」は「中国を再び偉大にする」だけ ニューヨーク・タイムズ
2025-07-06
7月4日、ニューヨーク・タイムズはHow Trump’s ‘Big, Beautiful Bill’ Will Make China Great Again(トランプの「大きく美しい法案」は、いかに中国を再び偉大にさせるか)という見出しの報道をした。それによればこれほどまでにアメリカを傷つける「自傷行為」は考えられないほどで、世界でこの法案可決を喜んでいるのはアメリカの共和党と中国共産党だけだろう……
パキスタン軍、中国戦闘機で印空軍を撃墜か(写真:ロイター/アフロ)
不安定化する中東と中国 米中軍事力の試験場化はあり得るか?
2025-07-02
6月21日、ドナルド・トランプ大統領は戦争相手国ではないイランの地下核施設をいきなり爆撃した。国際法違反であることを責める声は小さく、これによりイスラエル・イラン戦争が停戦したとして誇らしげだ。 しかし高濃度ウランや遠心分離機などの被害は大きくなく、イランは半年もすれば核開発に再着手するだろうと言われている。そうなると再度のイラン爆撃をトランプはすると言っているが、それで「停戦」が維持できるかと……
NATO首脳会議 米大統領が会見(写真:ロイター/アフロ)
NATO首脳会議 米大統領が会見(写真:ロイター/アフロ)
トランプ「原爆発言」の前にイラン爆撃を「撃て!撃て!」と軽快なロックに乗せて発信 怒る中国のネット
2025-06-27
アメリカのドナルド・トランプ大統領はイランの地下核施設への爆撃を、日本への原爆投下と比較しながら、「広島の例は使いたくない。長崎の例も使いたくない。しかし、本質的には同じことだ。あれが、あの戦争を終わらせたのだ」と正当化した。6月25日、NATO首脳会議が行われているオランダ・ハーグでの記者会見でのことだ。 日本が戦争を起こしたことはまちがいのない事実ではあるが、広島・長崎に原爆を落とされたこと……
米軍がイラン核施設3ヵ所を攻撃 トランプ大統領演説(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
米軍がイラン核施設3ヵ所を攻撃 トランプ大統領演説(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
トランプがイラン核施設爆撃 中東に底なしの復讐を招く選択をしたトランプの心理と、爆撃効果への疑問
2025-06-23
トランプ大統領がイランの核施設を爆撃した。あれだけウクライナ戦争はバイデンが起こしたと断罪して戦争を嫌ったはずのトランプが、なぜ自ら軍事力で他国の主権を侵害する道を選んだのか? イランはどのようなことがあっても、最終的には復讐の決意を強めるだろう。 トランプにとって最も大きな痛手となり得るのは、IAEA(International Atomic Energy Agency=国際原子力機関)が爆……
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平の奇策か パキスタンを使い「トランプをノーベル平和賞候補」に推薦してイラン攻撃を阻止させる?
2025-06-21
トランプ大統領がイスラエルを支援してイラン攻撃に参加するか否かに関して世界の関心が集まっている。習近平国家主席はプーチン大統領と電話会談をして「外交努力を」と通り一遍のことを言うのがせいぜいのところだろうと思う人が多いだろうが、どうやら、とんでもない「手」を打っているようだ。 先のインド・パキスタン戦争で、「トランプが停戦をさせた」ような話が出ていたが、実はインドが使ったフランス製の戦闘機が、パ……