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就任式後に大量の大統領令に署名するドナルド・トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
就任式後に大量の大統領令に署名するドナルド・トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
中国に甘いトランプ大統領 就任式から見える心情と揺れる弱点
2025-01-23
 大統領選挙中、あれだけ強烈に「中国のすべての輸入品に一律60%の関税を課す」と息巻き、当選後は合成麻薬フェンタニルに関して10%の追加関税をかけると主張していたのに、大統領就任後は対中関税の即時実行はしないことになってしまった。  もっとも、就任演説直後では、合成麻薬フェンタニルに関しカナダとメキシコには25%の関税を2月1日から課すと明言しながら中国には言及しなかったのに、翌日の……
中国人民解放軍軍旗(中国のネットより)
中国人民解放軍軍旗(中国のネットより)
Corruption Among Chinese Military Officials: Why is it Concentrated in the Rocket Force?
2025-01-22
The crackdown on corruption among senior officers of China’s People’s Liberation Army (the “PLA”) shows no signs of stopping, and for some reason, is concentrated in the Rocket Force. Of particular no……
GDP(写真:イメージマート)
GDP(写真:イメージマート)
中国がGDP成長率発表 数値に疑問を呈した中国のエコノミストの正当性は?
2025-01-18
1月17日、中国の国家統計局は2024年のGDP成長率を前年比「5.0%」と発表した。昨年末、中国の国有企業である国投証券股份有限公司(SDIC)の主席エコノミスト高善文氏は「中国政府が発表するGDP成長率は疑わしく、実際には2%位しか成長していない」という趣旨の発言をした。その発言が正しいのか否かを検証する。 ◆中国の国家統計局が2024年のGDP成長率は「5%」と発表  1月17日、中国の……
日本製鉄(写真:ロイター/アフロ)
日本製鉄(写真:ロイター/アフロ)
日本の鉄鋼を潰して中国の世界トップを維持させるバイデン大統領のUSスチール買収禁止令
2025-01-07
1月3日、バイデン大統領は日本製鉄(日鉄)によるUSスチール買収を禁止すると発表した。これにより日米の鉄鋼業は衰退し、世界トップを走る中国の鉄鋼の地位をより確固たるものにするだろう。アメリカは「国家安全保障を脅かす」として、かつて「日の丸半導体」を沈没させただけでなく、今回もまた同じ理由で、今度は日本の鉄鋼をも沈没させていくことになる。それによって相対的に発展するのは中国だ。  こんなことでいい……
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平はトランプ2.0に輸出報復措置を準備しているのか?
2025-01-05
今年1月2日、中国の商務部は輸出入管理に関して規制を強化すべく、その調整(=修改正)方法に関してネットでパブリックコメントを募った。リチウム電池製造などで世界のトップを行く民間企業などを含めたネット民の意向を聞いてから輸出入管理修改正を決めるというプロセスも興味深いが、何をどうしようとしているのかを詳細に見ることによって、習近平政権の対米報復措置の一端が見えてくる。 ◆新華網通知:「中国の輸出禁……
中国人民解放軍軍旗(中国のネットより)
中国人民解放軍軍旗(中国のネットより)
なぜ「ロケット軍」に集中しているのか? 中国軍高官腐敗
2024-12-28
 中国人民解放軍高官の腐敗摘発が止まらない。しかもなぜか「ロケット軍」に集中している。注目すべきは習近平の側近も摘発されていることだ。これは日本が大合唱をしてきた「習近平は政敵を倒すために反腐敗運動をしている」という主張が、いかに間違っていたかを証拠づけるものとして注意を喚起したい。  本稿では、なぜ腐敗が「ロケット軍」に集中しているのかを考察する。 ◆腐敗摘発された中国人民解放軍高官のカテゴ……
米・国防総省が発表した年次報告2024『中国軍事力報告書』のカバー
米・国防総省が発表した年次報告2024『中国軍事力報告書』のカバー
米『中国軍事力報告書』の「汚職摘発で中国軍事力向上」指摘は国防費獲得のため
2024-12-24
 米・国防総省が12月18日に『中国軍事力報告書』を発表し、「(中国の)汚職摘発が進んだためにロケット軍の作戦能力が向上する可能性がある」と指摘した。したがって「台湾武力攻撃で失敗したら、中国は核兵器の先制使用をするだろう」とも予測している。  トランプ第二次政権(トランプ2.0)で「政府効率化省」を担当することになっているイーロン・マスク氏が「国防費の無駄と非効率化」を盛んに表明しているので、……
米アマゾンのラボAIチップ開発など研究(写真:ロイター/アフロ)
米アマゾンのラボAIチップ開発など研究(写真:ロイター/アフロ)
中国半導体最前線PartⅣ 半導体微細化「ムーアの法則」破綻の先を狙う中国
2024-12-13
半導体の微細化に関して「半導体の性能が18ヵ月で2倍になる」という経験則「ムーアの法則」は実際上かなり前から破綻しているが、人々は「3nm、2nm…」と競い合っている。ならば、「3nm、2nm…」の実態は何かと言えば、それは商品番号にすぎず、実際TSMCでも、たとえば「TSMC 3nm」チップとは言わずに、TSMC「3N」と、「こっそりと商品番号に置き換えている」ことに気が付かなければならない。そ……
出典:ムーア・スレッドの発表会
出典:ムーア・スレッドの発表会
中国半導体最前線PartⅢ AI半導体GPUで急成長した「中国版NVIDIA」ムーア・スレッド
2024-12-11
生成AIの出現によって世界のトップに躍り出たアメリカNVIDIA(エヌビディア)のAI半導体GPU(Graphics Processing Unit、画像処理演算装置)の右に出る者はいないが、中国のスタートアップ企業ムーア・スレッド(Moore Threads, 摩尔线程)が製造したAI半導体GPUが注目を集めている。NVIDIAの前世代レベルではあるものの、ムーア・スレッドのAI半導……
HUAWEI(ファーウェイ)(写真:ロイター/アフロ)
HUAWEI(ファーウェイ)(写真:ロイター/アフロ)
中国半導体最前線PartⅡ ファーウェイのスマホMate70とAI半導体
2024-12-09
中国半導体最前線のPartⅡとして、ファーウェイのケースを考察する。アメリカが対中半導体制裁を始めたのはトランプ1.0政権が、習近平が発布した「中国製造2025」の衝撃に気付いたからだ。これを習近平に実行されたらアメリカはハイテク分野において中国に負け、アメリカ経済も中国に負けるという恐るべき未来が待っている。その最悪シナリオを圧し潰すために対中制裁を始めた。  「安全保障上の理由から」というの……
米中新産業WAR トランプは習近平に勝てるのか?
『米中新産業WAR トランプは習近平に勝てるのか?』

遠藤誉著(ビジネス社)発売日:2025/3/3
中国「反日の闇」
『中国「反日の闇」 浮かび上がる日本の闇』

遠藤誉著(ビジネス社)
嗤(わら)う習近平の白い牙――イーロン・マスクともくろむ中国のパラダイム・チェンジ
嗤(わら)う習近平の白い牙――イーロン・マスクともくろむ中国のパラダイム・チェンジ

遠藤誉著(ビジネス社)
習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!
習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!

遠藤誉著(ビジネス社)
習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン
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遠藤 誉 (著)、PHP新書
もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」
もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」

遠藤 誉 (著)、実業之日本社
ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか
ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか

遠藤 誉 (著)、PHP
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元
裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐

遠藤 誉 (著)、ビジネス社
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元

遠藤 誉 (著), 白井 一成 (著), 中国問題グローバル研究所 (編集)
Japanese Girl at the Siege of Changchun: How I Survived China's Wartime Atrocity
Japanese Girl at the Siege of Changchun: How I Survived China's Wartime Atrocity

Homare Endo (著), Michael Brase (翻訳)
激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓
激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓

(遠藤誉・田原総一朗、実業之日本社)
米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く
米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く

(遠藤誉著、毎日新聞出版)
「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか 
「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか 

(遠藤誉著、PHP研究所)

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