言語別アーカイブ
基本操作
「小号4」がドローン撮影した護衛艦「いずも」の画像(「小号4」のツイートより)
「小号4」がドローン撮影した護衛艦「いずも」の画像(「小号4」のツイートより)
護衛艦「いずも」をドローン撮影した「犯人」は何者か?
2024-05-13
3月26日に、中国の「Bilibili」という動画サイトで公開された日本の海上自衛隊の護衛艦「いずも」の空撮画像・動画が本物であることを、5月9日になって防衛省が認めた。ドローンで撮影できたこと自体、日本の自衛隊のセキュリティのあまりの「ずさんさ」を世界に知らしめてしまったが、本物であることが分かるまでに約1ヵ月半もかかったという防衛省の能力限界も驚きだ。 日本のセキュリティの甘さの裏をかき、ド……
訪仏した習近平国家主席とマクロン大統領(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
訪仏した習近平国家主席とマクロン大統領(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
習近平欧州歴訪、真の狙いは?
2024-05-09
5月5日から10日にかけて、習近平国家主席はフランス・セルビア・ハンガリーの3ヵ国を歴訪した。フランスではフォンデアライエン欧州委員会委員長とも会っている。 主たるテーマは4月22日のコラム<欧米が恐れる「中国製造業の津波」>で述べた安価な中国製EVの津波だが、訪問先の3ヵ国とも親米的ではないという共通点を持っている。特にハンガリーが今年下半期はEU理事会の輪番議長国になることととも……
ニューヨーク・タイムズ(写真:ロイター/アフロ)
ニューヨーク・タイムズ(写真:ロイター/アフロ)
米メディアが分析する中国EVリチウムイオン電池の現在地 他の国は「数十年は追いつけない」
2024-04-27
4月25日のコラム<中国はなぜ安価なEVを生産できるのか?>で、2023年5月16日のニューヨーク・タイムズの<Can the World Make an Electric Car Battery Without China?(中国抜きで世界はEV用バッテリーを製造できるのか?)>という報道に関して、時間があれば詳細を別途解説したいと書いた。体力はさて置き、時間が今日1日だけあるので、そのお約束を……
世界トップを走る中国のリチウムイオン電池企業:寧徳時代(写真:ロイター/アフロ)
中国はなぜ安価なEVを生産できるのか?
2024-04-26
4月22日のコラム<欧米が恐れる「中国製造業の津波」>で、なぜ中国が安価なEVを生産できるかに関して、別途説明するつもりだという趣旨のことを書いたので、そのお約束を果たすべく、本稿では中国の国内事情をご紹介したい。そのコラムでも書いたように、欧米は、中国政府が民間企業に補助金を出しているから市場を歪めているとして「北京詣で」をしているのだが、補助金はどの国も出している。 実は中国では補助金問題と……
中国のEV津波を怖れる欧米(写真:ロイター/アフロ)
欧米が恐れる「中国製造業の津波」
2024-04-22
4月4日のジャネット・イエレン米財務長官に続き、14日にはドイツのオラフ・ショルツ首相、そして24日からはアントニー・ブリンケン米国務長官と、欧米政界の北京詣でが続く。共通しているのは、廉価な中国製が大量に欧米、特に欧州に押し寄せてきている「EVの津波」だ。ならば、買わなければいいだろうと思うが、圧倒的な中国の生産力に敵(かな)わない。 ◆仏メディアが「中国製造業の津波」警戒 2024年4月4……
フーシ派が紅海で貨物船拿捕(提供:Houthi Military Media/ロイター/アフロ)
習近平「漁夫の利」 ガザ紛争中の紅海で
2024-04-08
2023年10月7日にハマスがイスラエルに対して大規模攻撃をかけてから、昨日(4月7日)で半年が経つ。「ウクライナ紛争における最大の勝利者は習近平だ」と少なからぬ世界の人々が見ているが、ガザ紛争においても最も「漁夫の利」を得ているのは習近平であると言えるのかもしれない。 ガザ紛争により、紅海で米中の力関係が逆転したことに関して、今年1月30日のコラム<米中の力関係が微妙に逆転? ガザ紛争が招いた……
モスクワ郊外のコンサート会場で銃撃
モスクワ・テロ 中国報道とモスクワ便り「又してもヌーランドか?」
2024-03-25
 ロシアの首都モスクワ郊外のコンサートホールで3月22日夜、テロが起き、多数の犠牲者を出している。この事件に関して中国には膨大な情報が飛び交っているので、まずは中国側の報道を考察する。  次にモスクワに戻った昔の教え子から来た貴重な内部情報を基に、「背後にいるのは誰か?」を追跡分析する。   ◆中国の報道  中国では事件が起きた夜から激しいほどの報道がくり返され、中央テレビ局CCTVも中国……
3月11日に閉幕した全人代(全国人民代表大会)(写真:ロイター/アフロ)
3月11日に閉幕した全人代(全国人民代表大会)(写真:ロイター/アフロ)
全人代会期中の「経済・外交・民生」三大主題記者会見はボトムアップ
2024-03-12
11日に閉幕した全人代(全国人民代表大会)を、日本のメディアはこぞって「習近平への権力一極集中が強化された大会だった」と結論付け「より不透明になった」と批判しているが、中国の政治構造の真相を正確に知っていれば、そういう解釈は出てこないはずだ。 たしかに全人代閉幕後の国務院総理記者会見は無くなったが、しかし会期中に開催された前代未聞の規模と数にのぼる国務院各中央行政省庁側の内外記者会見は、政府活動……
出典:CBSニュース(ヴィクトリア・ヌーランド)
出典:CBSニュース(ヴィクトリア・ヌーランド)
ドイツ空軍のクリミア大橋爆撃機密会話漏洩 煽っていたヌーランドは遂に更迭か?
2024-03-08
3月1日、ドイツ空軍高官がクリミア大橋爆撃計画を謀る会話がロシアによってリークされ、7日に中国の中央テレビ局CCTVが漏洩事件を特集し、中国共産党の内部資料「参考消息」なども詳細を伝えた。時を同じくして、2013年末から2014年初頭にかけてウクライナのマイダン革命を画策した、ネオコンの根城を形成するヴィクトリア・ヌーランド国務次官の(数週間以内の)辞任が伝えられた。これに関してアメリカのジャーナ……
3月5日から始まった全人代(全国人民代表大会)(写真:ロイター/アフロ)
3月5日から始まった全人代(全国人民代表大会)(写真:ロイター/アフロ)
全人代総理記者会見をなくしたのは習近平独裁強化のためか?
2024-03-06
(読者の皆様:本稿の元のタイトルは【今年から無くなる全人代閉幕後の総理記者会見 習近平は早くから「部長通道」(大臣記者会見)代替を準備】でしたが、長すぎましたので現在のタイトルに変更しました。3月7日記。) 3月5日から全人代(全国人民代表大会)が始まった。何よりも大きいのは例年行われてきた閉幕後の総理記者会見が無くなることだ。日本では専ら「習近平の独裁強化」とか「習一強の表れ」とみなされている……
米中新産業WAR トランプは習近平に勝てるのか?
『米中新産業WAR トランプは習近平に勝てるのか?』

遠藤誉著(ビジネス社)発売日:2025/3/3
中国「反日の闇」
『中国「反日の闇」 浮かび上がる日本の闇』

遠藤誉著(ビジネス社)
嗤(わら)う習近平の白い牙――イーロン・マスクともくろむ中国のパラダイム・チェンジ
嗤(わら)う習近平の白い牙――イーロン・マスクともくろむ中国のパラダイム・チェンジ

遠藤誉著(ビジネス社)
習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!
習近平が狙う「米一極から多極化へ」 台湾有事を創り出すのはCIAだ!

遠藤誉著(ビジネス社)
習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン
習近平三期目の狙いと新チャイナ・セブン

遠藤 誉 (著)、PHP新書
もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」
もうひとつのジェノサイド 長春の惨劇「チャーズ」

遠藤 誉 (著)、実業之日本社
ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか
ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか

遠藤 誉 (著)、PHP
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元
裏切りと陰謀の中国共産党建党100年秘史 習近平 父を破滅させた鄧小平への復讐

遠藤 誉 (著)、ビジネス社
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元
ポストコロナの米中覇権とデジタル人民元

遠藤 誉 (著), 白井 一成 (著), 中国問題グローバル研究所 (編集)
Japanese Girl at the Siege of Changchun: How I Survived China's Wartime Atrocity
Japanese Girl at the Siege of Changchun: How I Survived China's Wartime Atrocity

Homare Endo (著), Michael Brase (翻訳)
激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓
激突!遠藤vs田原 日中と習近平国賓

(遠藤誉・田原総一朗、実業之日本社)
米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く
米中貿易戦争の裏側 東アジアの地殻変動を読み解く

(遠藤誉著、毎日新聞出版)
「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか 
「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか 

(遠藤誉著、PHP研究所)

カテゴリー

最近の投稿

RSS