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BRICS首脳会議には出た習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
BRICS首脳会議には出た習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
習近平はなぜG20首脳会議を欠席したのか? 中国政府元高官を単独取材
2023-09-09
インドで9日から開催されているG20首脳会談に習近平国家主席が欠席し、代わりに李強国務院総理が出席した。これに関して日本では、「2023年中国標準地図」問題があるので「臆病者の習近平」は非難されるのが怖いからだとか、国内問題で外遊するゆとりがないからだとか、果ては「お友達のプーチンがいないから」という奇想天外なものまでが飛び出している。 そこで高齢の旧友である中国政府元高官に単独取材し、真相を得……
不動産業規制強化をする中国(写真:ロイター/アフロ)
不動産業規制強化をする中国(写真:ロイター/アフロ)
なぜ中国経済はなかなか崩壊しないのか? 不動産問題の遠因は天安門事件後の日本の対中支援
2023-09-06
中国の不動産業界が悲惨な状況にある中、中国経済はなかなか崩壊しそうにない。最大の原因は習近平政権になってから徹底してきた金融改革の結果、大手国有銀行の自己資本比率が高いことと、国有銀行の不動産産業への融資割合が6%以下だからだ。 しかしそもそも不動産問題が生まれたきっかけは天安門事件後に日本が対中支援を牽引したからで、習近平は今、江沢民・胡錦涛政権が遺した負の遺産の後始末に追われてい……
福島第一原発の処理水放出に抗議する中国大陸や香港(写真:ロイター/アフロ)
福島第一原発の処理水放出に抗議する中国大陸や香港(写真:ロイター/アフロ)
中国はなぜ日本水産物の全面的な一時輸入禁止に入ったのか?
2023-08-29
福島原発の処理水海洋放出に対して中国が日本の水産物の全面的な一時輸入禁止を宣言した。中国の国番号「86」から始まる嫌がらせの電話も鳴り響いている。日本にとっては迷惑この上ないことだ。 そこで本稿では、中国の実態と、中国がなぜこのような反応に出るかという国際情勢と、ならば日本はどうすべきかに関して考察する。 ◆中国の放射性廃棄物の実態に関して 今年7月10日に在北京日本大使館が発表した<処理水……
2023年BRICS首脳会議(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
2023年BRICS首脳会議(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
習近平が狙う「米一極から多極化へ」の実現に一歩近づいたBRICS加盟国拡大
2023-08-26
8月24日、南アフリカで開催されたBRICS(5ヵ国)首脳会議最終日で、新たに6ヵ国が正式メンバー国として加盟することが決議された。習近平が狙う「米一極から多極化へ」の地殻変動が、実現に向けて一歩深まったことになる。   ◆6カ国が新加盟したBRICSと習近平の多極化構想の相関図 8月22日から24日にかけて南アフリカのヨハネスブルグでBRICS5ヵ国の首脳会談が開催された。BR……
1989年、ベルリンの壁崩壊に歓喜する人々(写真:ロイター/アフロ)
1989年、ベルリンの壁崩壊に歓喜する人々(写真:ロイター/アフロ)
遂につかんだ! ベルリンの壁崩壊もソ連崩壊も、背後にNED(全米民主主義基金)が!
2023-08-21
これまでベルリンの壁崩壊やソ連崩壊の背後にNED(全米民主主義基金)がいると書いてきたが、このたびNEDの年次報告書を入手し、その具体的なデータと全貌を遂に明らかにすることができた。本邦初公開だ。世界でも初めてかもしれない。 本稿では特に、NEDの理事もしていたブレジンスキーが史上初めてポーランド人をローマ教皇に就任させて「宗教」を通して「無宗教」である共産主義を打倒する手段としたことにも焦点を……
訪露したときの習近平国家主席とプーチン大統領(写真:ロイター/アフロ)
訪露したときの習近平国家主席とプーチン大統領(写真:ロイター/アフロ)
中国はウクライナ戦争停戦をどう位置付けているか?
2023-08-15
ウクライナ戦争勃発1周年に当たる今年2月24日に「和平案」を発表した中国はいま、ウクライナ戦争の停戦をどう位置付けているかに関して考察したい。 ◆中国のネットでは「アメリカの大統領選が終わるまで」の声 中国政府や中国共産党関連のウェブサイトが「ウクライナ戦争はいつまで続くだろう」とか「どういう状況が来たら停戦になるか」といった予測的な話題を書かないだろうことは容易に想像がつく。しかし、一般ネッ……
終戦記念日(写真:ロイター/アフロ)
終戦記念日(写真:ロイター/アフロ)
日本人の戦争贖罪意識もGHQが植え付けた その結果生まれた自民党の対米奴隷化と媚中
2023-08-14
戦後日本を占領していたGHQは、「日本人が犯した戦争の罪に対する贖罪意識」を徹底して植え込み、自虐史観を抱かせることに成功した。それも「アメリカ脳化」政策同様、日本政府とメディアを使ったので、日本人はGHQに操作されていることに気づくことなく自ら進んで意識改革をしていった。いま同じアメリカがNED(全米民主主義基金)を用いて「反中、嫌中」意識を同じくメディアを用いて日本人に植え込んでいる。だから自……
1947年2月 日本を占領していたGHQのダグラス・マッカーサー(提供:MeijiShowa/アフロ)
1947年2月 日本を占領していたGHQのダグラス・マッカーサー(提供:MeijiShowa/アフロ)
アメリカ脳からの脱却を! 戦後日本のGHQとCIAによる洗脳
2023-08-10
◆GHQが行った「日本人の精神構造解体」 1945年8月15日に日本が無条件降伏をすると、8月30日にはダグラス・マッカーサー連合軍最高司令官が、パイプをくわえながら厚木の飛行場のタラップに降り立った。その日から日本はGHQ(General Headquarters, the Supreme Commander for the Allied Powers=連合国軍最高司令官総司令部)の支配下に置……
習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
中国政府転覆のためのNED(全米民主主義基金)の中国潜伏推移
2023-08-06
お約束通り、今回はNED(全米民主主義基金)が、いつ頃から中国に潜り込み、どのような形で中国政府転覆のための民主化運動を支援してきたか、その推移をご紹介する。データは全てNEDの年次報告書から得た。本邦初公開だ。 ◆1985年から2021年までの中国における潜伏活動一覧表 前回(8月2日)のコラム<秦剛前外相は解任されたのに、なぜ国務委員には残っているのか?>の文末で中国におけるNED活動の全……
中国の秦剛前外相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
中国の秦剛前外相(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
秦剛前外相は解任されたのに、なぜ国務委員には残っているのか?
2023-08-02
7月25日に秦剛(しん・ごう)前外相が解任され、後任に中国外交のトップである王毅(おう・き)政治局委員が任命された。秦剛氏解任に関してはさまざまな噂が飛び交っているが、「なぜ国務委員には残っているのか」に関する回答を持っている人はいないようだ。答えは実に簡単。中国政治を真に理解している人なら、すぐにわかるはずだ。 ◆秦剛氏が外相を解任されながら、国務委員に残っているわけ 7月25日、習近平国家……

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