5月31日に靖国神社に落書きをした犯人は、「靖国神社を侮辱する動画を流せば人気が出て、再生数が多くなり金儲けができる」というのが動機だった。
8月19日未明に同じ場所に落書きした模倣犯は仲間に「カッコいいだろ!」と自慢したかったからだ。日本を最大限の形で侮辱したのは「英雄的行為だ」という認識を持っている。
8月19日午後に、その模倣犯の犯行に関するニュースを報道していたNHKの中国人外部スタッ……            
          
        
            
            今年5月末に靖国神社入り口の石柱に落書きをして翌日中国に帰国した犯罪者・董(とう)光明には、2015年に刑事事件で逮捕され2017年に釈放されたという過去がある(これに関してはPartⅠで書いた)。出獄後も董光明は「鉄頭勧善懲悪」というアカウントで2023年3月からネット配信動画を通して再び詐欺まがいの事件を重ね、2024年2月には遂にすべてのアカウントが凍結された。それでもなお今年5月には他の恐……            
          
        
            
            5月31日夜に靖国神社入り口の石柱に登り英文字で「Toilet(トイレ)」と書き、6月1日に帰国した董(とう)光明容疑者は、実はこれまでに中国で度重なる犯罪行為を続け、2015年には賭博場違法開設などの罪で逮捕され服役していた。3年以上の懲役刑で監獄にいたが2017年に減刑され釈放されている。
その後も自身の猥褻な風俗歴を暴露してアクセス数を稼いだり、恐喝をくり返したりなどしていたので、彼のアカ……            
          
        
            
            米民主党党大会においてハリス大統領候補は指名受諾演説で「宇宙とAIで米国が中国に勝つ」という理念を断行するという趣旨の約束をしたが、その足元で米国は宇宙開発において信じられないような失敗を続けている。NASAが新型宇宙船の帰還を断念したという。今年6月6日に有人飛行船スターライナーで国際宇宙ステーションに送り込み、8日間ほどで地球に戻るはずだった宇宙飛行士が宇宙に取り残されたままになっている。その……            
          
        
            
            現地時間8月22日、アメリカのハリス副大統領は民主党大会で大統領候補の指名受諾演説を行った。演説で“China”という言葉は1回しか出て来ず、それも理念を述べたのみで政策に関して語らなかった。するとトランプ前大統領が激怒してテレビ中継で批難。そのことが中国語のネットで大きく取り上げられている。
◆ハリス指名受諾演説で一回だけ出てきた“China”
米民主党の党大会最終日の8月22日に、カマラ・……            
          
        
            
            
現地時間の8月19日、トランプ前大統領は「選挙で勝てばマスク(イーロン・マスク)を起用する可能性がある」と述べ、その数時間後にマスク氏はXで「私は喜んで仕える」と意志表明した。
しかしマスク氏は大の親中で習近平とも仲がいい。マスク氏がCEOを務めるテスラのEVのほとんどは上海工場で製造している。環境問題などフェイクだとまで言ってパリ協定を抜けたトランプ氏が、環境にやさしいEV製造に燃……            
          
        
            
            8月3日にベトナム共産党書記長に就任したばかりのトー・ラム国家主席は8月19日、国賓として訪中し北京の人民大会堂で習近平総書記兼国家主席と会談した。トー・ラム氏が最初の外交先として選んだのがアメリカではなく中国だったということは、ASEAN(東南アジア諸国連合)における米中勢力のバランスを大きく変えていく可能性がある。
なぜならアメリカは凄まじい勢いでASEANにおける親中傾向を切り崩し、「第二……            
          
        
            
            
日本ではここのところ、何やら「李強首相が習近平思想を排除している」という希望的観測が流行っているように思われる。もちろん、一部の中国評論家の妄想に近い「希望」なので無視すればいいようなものだが、それは「日本人を安心させて、日本のさらなる後退を招く危険性」を孕んでいる。「中国権力闘争愛好論」を放置することは、「真に日本を愛すること」とは逆行するので、真相をご紹介することにした。
 
……            
          
        
            
            8月15日、日本の現職閣僚が靖国神社に参拝したことや岸田首相の全国戦没者追悼式における式辞などに関して、中国では「日本は依然として戦争を反省していない」という批判が沸き起こっている。
一般中国人民がそれを言うならまだ理解できるが、中国共産党にだけは、日本に反省を促す資格はない。なぜなら日中戦争中、毛沢東は日本軍の侵略行為を利用し、日本の外務省在外公館と接触して、日本と戦っている国民党軍を弱体化さ……            
          
        
            
            米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は8月12日、テスラのイーロン・マスクCEOとX(旧ツイッター)で対談し中継された。トランプのスマホの下に置かれていたモバイルバッテリーが中国のアンカー(Anker)社製のものであることを発見した中国のネット民が指摘すると、中国のネットはたちまちトランプが使っているモバイルバッテリーで騒然となった。
その燃え上がりように、中国共産党系の「環球時報」の英語電子……            
          
        カテゴリー
最近の投稿
- 米中首脳会談 予測通り障壁は「50%ルール変更」だった!
- みごとな高市外交! 一方中国はASEAN自由貿易協定3.0に調印し、したたか
- The UK’s Shambolic China Policy
- 統一戦線工作の新たなる試み:国民党と中国政府の政治的共鳴
- トランプはなぜ対中100%関税を延期したのか? その謎解きに迫る
- 中国、軍幹部大量逮捕の背後に横たわる真相を暴く
- China’s Scripted Politics and the New Quality Productive Forces
- 高市総理に「日米首脳会談」までに認識してほしい、トランプ大統領の対中姿勢(対習近平愛?)
- 高市政権誕生 国交大臣がようやく公明党でなくなったのは評価するが、金子恭之新国交大臣の発言には失望
- A New Prototype of United Front Work: Institutional Resonance Between the KMT and Beijing





























