習近平は10月24日の中共中央政治局会議でブロックチェーンを国家戦略として取り込めと発言。中国人民銀行はデジタル人民元に意欲的だ。実現可能性を中国の本気度と内情から読み解く。
◆中共中央政治局学習会での習近平の驚くべき発言10月24日、中国共産党中央委員会(中共中央)政治局第十八回集団学習という会議で、「ブロックチェーンを核心的技術の自主的なイノベーションの突破口と位置づけ、ブロックチェーン技術と……
混沌とする香港情勢の中、中国政府は8月、深セングレーターベイエリア経済構想に重点を置く方針を打ち出したが、そこにはマカオに証券取引所を新設する戦略が潜んでいた。人民元国際化を強化する中国の狙いを読み解く。
◆マカオ証券取引所の創設
8月9日、中共中央・国務院は「深センを中国の特色ある社会主義先行モデル区に指定することを支持することに関する意見」を発布した。これに関して筆者は本シンクタンクにおけ……
貿易戦争は、貿易、経済、そして評論家(!)にまで損害を与えている。状況はローラーコースターのようにめまぐるしく変化してきた。関税の設定、発動の延期、関税の引き上げ、行き詰まり状態の打開、それから沈黙が続いた後、大きな取り決めが交わされた。それ以降、動きは見られない。
先週の発表は、おそらくこれまでで最も前向きに合意の可能性について言及したものであったと言えるだろう。しかし、今週月曜日の朝にWal……
25日、ペンス米副大統領は「米中関係の将来」の中で厳しく中国を批判しながらも、1年前よりは批判のトーンを落としている。中国外交部の激しい抗議と環球時報の「あれ?」という社説から米中関係を読み解く。
◆ペンス副大統領の演説概要
日本時間の10月25日、ペンス副大統領はワシントンにあるシンクタンクの一つ、ウィルソンセンターで「米中関係の将来」というテーマで演説した。
アメリカの国営放送VOA(V……
ロシアでは中華人民共和国建国70周年が盛大に祝われた。こうした記念行事には、中国と深い関わりがある専門家やその道の権威だけでなく、一般市民も参加した。
2019年9月13日から15日までの期間、中国国家経済の成果を紹介する「チャイナ・フェスティバル」がモスクワで最も来場者を集める展示会場のひとつで開催された。「偉大な遺産と新時代」をスローガンに掲げたこの行事では、有名な中国の獅子舞や龍舞の実演か……
日本では習近平が言った「粉身碎骨」を誤訳し、おまけに「香港デモを念頭に」と習近平の心を読み取る読心術まがいの歪曲報道までがあるが、原文の文脈を読んだのだろうか?習近平の「粉身碎骨」発言を検証する。
◆習近平が「粉身碎骨」を使った文脈
習近平国家主席は10月13日、訪問先のネパールの首都カトマンズでオリ首相と会談した。その時のほぼ全文が中国共産党新聞に掲載されているので、それを詳細に見てみよう。……
中国と米国の関係はここ数十年で最悪の状態にあり、近い将来改善できると考える理由はほとんどない。ただ、悲観的な見方が支配的な中で、着実とは言えないにしても、ゆっくりとした進展は続いている。中国の金融市場の一部が前例のないレベルにまで開放されているのだ。現代中国で初めて株式が発行されてから40年、上海と深圳の証券取引所が設立されてから30年近くが経過し、現在の中国の資本市場はかつてないほど開かれたもの……
アメリカは日本の安倍首相等による祝意表明と違い、駐米中国大使が祝辞を述べただけだ。それどころか米議会は「香港人権・民主主義法案」を可決。中国はアメリカを猛攻撃し、対日米の対比が鮮明になった。
◆アメリカからの祝辞
9月28日、中国の中央テレビ局CCTVはアメリカからの中国建国70周年記念への祝辞を報道した。しかし前日の安倍首相による祝賀ビデオメッセージをほぼ全文、長い時間をかけて報道したのとは対照……
安倍首相等数名の日本政財界関係者等による中国建国70周年記念を祝賀するメッセージが27日、CCTVで大きくクローズアップされ延々と流された。米中関係悪化における中国の意図と日本の位置づけを考察する。
◆CCTVお昼のニュースでほぼ全文公開
9月27日、お昼の中央テレビ局CCTV4(国際)で長い時間を使って、安倍首相の中国建国70周年記念を祝賀するビデオメッセージが放映され、思わずCCTVの画面……
中国人民銀行は2019年9月16日、金融会社、金融リース会社、自動車金融会社以外の金融機関の準備預金率を0.5%引き下げた。さらに10月15日と11月15日に、各省の行政区画内のみ営業する地方銀行に対して、特別に準備預金を合わせて1%引き下げる予定である。この引き下げは1回0.5%で2回に分けて行われる。今回の準備預金の引き下げは、9,000億元の長期資金を解放することができる。この9,000億元……
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