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香港に導入された国家安全法(写真:新華社/アフロ)
香港に導入された国家安全法(写真:新華社/アフロ)
中国を批判すれば日本人も捕まるのか?――香港国安法38条の判定基準
2020-07-17
香港国安法第38条に基づき香港以外で中国批判をした外国人も逮捕されるのではないかという不安と怒りが世界を覆っている。そこで、何をすれば処罰しようと考えているのかを、本法本条項の判定基準を考察したい。 ◆第38条とは 香港国家安全維持法(以下、香港国安法)第38条には、以下のようなことが書いてある。 ――香港特別行政区の永住権を有しない者が、香港特別行政区外で、 香港特別行政区に対して、本法が……
香港国家安全維持法の目的は外国籍裁判官の無力化(写真:ロイター/アフロ)
香港国家安全維持法の目的は外国籍裁判官の無力化(提供:ロイター/アフロ)
習近平はなぜ香港国家安全維持法を急いだのか?
2020-07-07
習近平が国際社会からの非難を承知の上で突き進むのは父・習忠勲のトラウマがあるからであり、来年の建党百周年までに香港問題を解決したいからだ。民主運動が大陸に及ぶのを避けるためなどという現実は存在しない。 ◆香港国家安全維持法の目的は外国籍裁判官の無力化 2020年6月30日に全人代常務委員会で可決された「香港維護国家安全法」は、その日の夜11時から発効し、香港で実施されることとなった。日本語的に……
2019 G7ビアリッツ・サミット (提供:代表撮影/ロイター/アフロ)
2019 G7ビアリッツ・サミット (提供:代表撮影/ロイター/アフロ)
トランプ氏の反中国フォーラム
2020-07-06
G7は本来6月に開催されることになっていたが、コロナの感染拡大が続くので、ビデオ会議に変更されていた。しかしトランプがどうしても直接集まって開きたいと主張した。それに対してメルケルが参加を拒否したので、結局のところ9月まで延期されることとなった。 トランプ氏は当初、自ら所有するゴルフ・リゾートでの開催を考えていたが、その後、場所はキャンプデービッドかホワイトハウスの開催に変更されるなどごたごたが……
新型コロナ感染症 北京の食品市場を封鎖(提供:ロイター/アフロ)
新型コロナ感染症 北京の食品市場を封鎖(提供:ロイター/アフロ)
北京コロナ第二波はなぜ起きたのか?
2020-06-17
約2ヵ月間コロナ感染者が出なかった北京で、6月16日までに106人の感染者が確認された。なぜ第二波が起きたのかに関して、中国の専門家は「ヨーロッパなどの感染流行地からの輸入品が原因である可能性が高い」と分析している。 ◆北京市「非常時」宣言 約2ヵ月間も、ただの一人の新型コロナウイルス肺炎(以下、コロナ)新規感染者も出さず、これで大丈夫と胸を張って5月下旬には両会(全人代と全国政治協商会議)を……
白人警官に押さえつけられ黒人男性死亡 セレブ達も抗議に参加(写真:Splash/アフロ)
白人警官に押さえつけられ黒人男性死亡 セレブ達も抗議に参加(提供:Splash/アフロ)
トランプの対米デモ「武力鎮圧」発言に習近平「高笑い」
2020-06-04
白人警官による黒人男性の死に抗議して全米にデモが拡大した。トランプ大統領の「暴徒化すれば軍を出動させる」発言に習近平国家主席は大喜びだ。天安門事件31周年を前に、トランプは香港問題で習近平を制裁しないと宣言した。 ◆群衆に寄り添わなかったトランプ大統領 アメリカのミネアポリスで、無防備な黒人男性が白人警官に窒息死させられてしまった事件は、胸が痛む残忍な動画が流れたこともあって、世界に衝撃を与え……
香港の抗議デモ(提供:ロイター/アフロ)
香港の抗議デモ(提供:ロイター/アフロ)
新型コロナ時代に死にゆく香港
2020-06-04
先週、中国で年1回の形ばかりの議会である全国人民代表大会(全人代)が開催された。予定より2カ月遅れ、通常の2週間から1週間短縮されて、厳戒下の北京で開催されたが、世界の視線が注がれたのは、むしろ香港であった。全人代が始まると、香港を対象とした国家安全法を可決することが発表された。この法律は、分離独立、政権転覆、テロ、外国勢力との共謀という4つの行為や活動を禁止するものである。 全人代は決議を採択……
黒板にかかれている冷戦の文字 (提供:INGRAM_PUBLISHING/アフロイメージマート)
黒板にかかれている冷戦の文字 (提供:INGRAM_PUBLISHING/アフロイメージマート)
新型コロナウイルスの世界で迫られる二者択一
2020-06-01
世界中の国々が、新型コロナウイルスに伴う制限を徐々に解除し始めている。イタリア、スペイン、ドイツなどのEU諸国では店舗やカフェが開店し、数週間を屋内で過ごし、困り果てていた市民は、生活の一部を慎重に再開している。中国は大部分が正常化しているが、一部の地域にとどまるものの新たな感染拡大が報告され、1億人以上が再びロックダウンに追い込まれている。国によってペースは異なるが、リスクが依然として存在すると……
再燃するか香港デモ(提供:AP/アフロ)
再燃するか香港デモ(提供:AP/アフロ)
全人代「香港国家安全法案」は米中激突を加速させる
2020-05-25
全人代が提出した香港の国家安全法案は、香港自治を脅かすとして香港市民だけでなくアメリカは激しく反発。香港は再び燃え、アフターコロナでは必ず米中激突の焦点の一つと化すだろう。政府活動報告と共に考察する。 ◆李克強の政府活動報告 5月22日、北京の人民大会堂で全人代(全国人民代表大会)が開催され、李克強国務院総理が政府活動報告(以下、報告)を行った。先ずは報告の中で印象に残った点を列挙する。 1……
習近平国家主席とトランプ大統領(提供:picture alliance/アフロ)
習近平国家主席とトランプ大統領(提供:picture alliance/アフロ)
米中どちらに軍配?WHO総会で習近平スピーチ、トランプ警告書簡
2020-05-22
18日、WHO総会オンライン会議で習近平がスピーチしWHOの調査を承諾し、2年間で20億ドル拠出するとしたのに対して、トランプはWHOが30日以内に中国寄りを改善しなければ拠出金を停止し脱退する可能性を示唆した。 ◆習近平のスピーチのために関係国首脳に声掛け これまでWHO総会に関係国首脳がスピーチをするという例はあまり見られない。 しかし今年は習近平のスピーチを可能ならしめるために、敢えて……
「MERS」のときのコロナウイルス(提供:National Institute for Allergy and Infectious Diseases/ロイター/アフロ)
「MERS」のときのコロナウイルス(提供:National Institute for Allergy and Infectious Diseases/ロイター/アフロ)
中国は早くから新型コロナウイルスを知っていたのか?2019年9月26日の「湖北日報」を読み解く
2020-05-16
テレ朝では昨年秋の湖北日報に新型コロナウイルスという言葉が出ているので中国は早くからその存在を知っていたと解説。全く同時期にアメリカの大学も同ウイルスのシミュレーションをしていたのを知らないのだろう。 ◆2019年9月26日の「湖北日報」 まず、2019年9月26日の「湖北日報」に何と書いてあるのかを見てみよう。 報道のタイトルは「軍事運動会の航空入り口専用通路開通テスト まもなく競技のため……