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香港:ビクトリア・ピークからの夜景(写真:leochaume0124/イメージマート)
記念日
2026-07-08
※この論考は6月29日の< Anniversaries>の翻訳です。 記念日 今週は重要な記念日がいくつも控えている。米国にとって7月4日は言うまでもなく独立記念日であり、今年は独立宣言署名から250年目にあたる。この日は国中が祝賀ムードに包まれ米国人が一体となって自国の歴史を祝う日になるはずだが、トランプが数々のイベントを乗っ取ったことで国は分断され、多くの人が全国規模のイベントには背を向け……
お台場で開催された米建国250周年祝賀ドローンショー(駐日米大使館のYouTubeからの画面キャプチャー)
米建国250周年記念祝賀ショー 米国の花火も日本のドローンもほぼ中国製
2026-07-07
米国時間7月4日夜、ワシントンでは華やかな花火が夜空を覆い、これに先立つ日本時間7月3日夜には、日本のお台場ではドローンが高市総理とトランプ大統領の姿を夜空に描き出したが、花火もドローンもほぼ中国製であることは注目に値する。特に日本では高市政権になってからは「反中でなければ人でない」と言わんばかりの情緒が煽られながら、高市早苗の姿を描くドローンが中国製であるというのは、なんとも滑稽で皮肉ではないか……
高市総理がインド訪問(写真:ロイター/アフロ)
対中包囲網クアッド構成国(日米豪印)巡りを終えた高市総理 G2を重んじるトランプはクアッドに無関心
2026-07-06
7月3日にインドから帰国した高市総理は、これでクアッド(日米豪印戦略対話)構成国を全て訪問したことになる。クアッドは「自由で開かれたインド太平洋」概念同様、対中包囲戦略ではないとして、たとえば「自由で開かれたインド太平洋戦略」から「戦略」を削除した経緯があるが、しかし実際上は両方とも「対中包囲戦略」だ。 昨年11月の「高市発言」によって中国から激しい制裁を受けている高市早苗は、中国に対抗すべく、……
トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
ルビオ米国務長官 習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」をトランプが提唱したと表明
2026-07-04
7月2日、米政府のトミー・ピゴット報道官は、ルビオ国務長官と中国の王毅外相が6月30日に行なった電話会談に関して、「トランプが提唱した建設的な戦略安定関係構築の重要性を協議した」と発表した。5月14日の北京における米中首脳会談において習近平が提唱した「米中の建設的な戦略的安定関係」提案を、なんと、トランプが提唱したと表明したのだ。 これは5月17日の論考<米中首脳会談 台湾問題で譲歩引き出せず ……
習近平国家主席(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
日本の言論も対象になる習近平の「民族団結法」はなぜ生まれたのか? トランプのG2構想への影響は?
2026-06-28
今年7月1日から中国で「民族団結進歩促進法」(略称:民族団結法)が施行される。その第六十三条には域外適用として「中華人民共和国の領域外の組織または個人が、国家の統一と進歩を損なう行為、または中華人民共和国に対する民族分離主義を生み出す行為を行った場合、法律に従って法的責任を問われる」と書いてある。したがって、台湾の民進党(台湾独立派)を支援する高市政権には影響が及ぶだろう。 そこで、なぜ民族団結……
トランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)
習近平を「賢く強く偉大な指導者」と絶賛しインド太平洋軍からインドを削除したトランプのG2構想の本気度
2026-06-24
トランプ大統領は6月19日、米メディアのアクシオスの取材を受け、習近平国家主席を「頭がよく、強く、しかも見た目がいい偉大な指導者である」と褒めちぎった。 注意しなければならないのは、北京で米中首脳会談を終えた翌月の6月16日には、「米インド太平洋軍」から「インド」を削除し、元の「米太平洋軍」に名称を復活させていることだ。これは対中包囲網的戦略を破棄して、「トランプ・習近平」で構築する「G2構想」……
G7エビアン・サミット 米大統領が会見(写真:AP/アフロ)
イラン停戦合意に漕ぎつけたトランプ、またもや習近平に感謝 トランプの頭にはG2構想しかなくG7では孤立か?
2026-06-19
6月17日、イランとアメリカは、ようやく停戦合意の文書に署名した。それも核問題に関しては次の60日間以内に話し合うという課題延長型の合意でしかなく、賠償金のような復興資金まで支払う。オバマ政権時代に締結されたイラン核合意よりも後退しており、トランプ1.0でトランプ(元大統領)がイラン核合意から脱退しなければ、それで済んだ話ではないのか。脱退しておいて、2025年6月には突然イランを攻撃し、核開発施……
中国の習近平国家主席と米国のドナルド・トランプ大統領が、北京の天壇を訪問した際に祈年殿の前でポーズをとった(写真:ホワイトハウス)
敗北
2026-06-09
※この論考は5月31日の< Defeat>の翻訳です。 期待薄そのままの成果 我々は素晴らしい関係を築いてきた。うまくやっている。問題があったときも解決してきた。私が電話すれば、あなたも電話をくれる。あまり知られていないが、問題が生じるたびに我々は速やかに解決してきた。 我々は共に素晴らしい未来を築いていくことになるだろう。私は中国に敬意を持っているし、あなたが成し遂げてきたことにも敬意を持……
フィリピン大統領が国賓来日(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
反中フィリピンはいつまで続くか? デンマーク世論調査「中国を最大脅威としたのは世界で日本のみ」
2026-05-31
(2026年6月1日21:00更新:もともとのタイトルの文字数が規定をオーバーしたため「デンマーク」と書いてしまいましたが、それが少なからぬ誤解を生んでいるようですので「デンマーク」を削除し、「欧州」にしました。お詫びします。本稿を読んでくださる方々に誤解を招かないよう、この欧州の世論調査機関に関して、まず冒頭で説明することをお許しください。この世論調査機関の名称は「アライアンス・オブ・デモクラシ……
米軍機C-17Aが北京空港に着陸(写真:ロイター/アフロ)
融和ではなく、「管理された競争関係」:台湾の視点で見るトランプ訪中
2026-05-22
※この論考は2025年5月12日の<Not Reconciliation, but Managed Rivalry: A Taiwanese Reading of Trump’s Beijing Visit>の翻訳です。 「管理された競争関係」の首脳会談であって、関係修復にはならない ドナルド・トランプ大統領の訪中を、かつて米中が関与政策を進めた時代の復活と見るべきではない。これら2つの大国が……