7年と7週間
中国と欧州連合(EU)の包括的投資協定 (CAI)の 交渉合意には7年近くを要したが、わずか7週間余りで崩壊してしまった。このコラム(GRICI1807)は年初の回で、交渉が合意に至ったこと自体が驚きだと指摘した。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、EU理事会における議長国としての任期を締めくくるだけでなく、16年間のドイツ首相在任のレガシーを確かなものにしようと交渉を大詰めで加速さ……
菅総理は「安心安全な五輪」とくり返すが、日本国民が望んでいるのは「安心安全な日常」だ。昨年延期を決定した時よりもコロナの新規感染者数は劇的に増加している。五輪開催は精神論より科学的分析が必要だろう。
◆尾身会長の勇気ある警告
6月3日の参議院厚生労働委員会で、政府のコロナ感染症対策分科会の尾身会長は、東京オリンピック・パラリンピック(東京五輪と略称)について「本来は、パンデミックの中で開催する……
5月31日、習近平は中共中央政治局の学習会で「愛される国」になる外交を展開せよと強調した。これを中国が外交方針を変えるシグナルかと受け止める向きもあるが、そのような甘い夢は抱かない方がいい。
◆習近平、「信頼され、愛され、尊敬される中国の印象」を形成せよ!
習近平が中国を「愛される国になるために」外交方針を展開せよと言ったということが注目されているが、いかなる文脈の中で言ったのかを詳細に把握……
広州市で新規感染者が数名出ると、当局は周辺住民220万人全員にPCR検査をし、感染者の足跡をスマホで公開して一気に阻止に向かおうとしている。片や日本政府には何としてもコロナを阻止して見せるという意気込みが見られない。
◆新規感染者を発見した経緯
5月18日、最初の新規感染者と見られる中国広東省の広州市茘湾(リーワン)区に住んでいた「患者1」は、体調不良のため風邪薬を服用した。翌19日には近所の……
米Yahoo!Sportsが、東京五輪に出場する選手に「コロナ感染で死んでも自己責任です」ということを誓わせる「リスク同意書」をIOCが求めていると報じ衝撃が走った。中国のネットでも商業主義だという非難が上がっている。
◆米「Yahoo!Sports」が東京五輪「リスク同意書」を入手
5月29日、米「Yahoo!Sports」のヘンリー・ブッシュネル記者が“Olympians must sig……
一、優等生の落第
コロナ禍が世界的に蔓延するなか、いままで台湾はほとんど無風状態であって、防疫の優等生と讃えられてきた。しかし、先月から市中感染が起きて、いまも蔓延し続けている。優等生が、ついうっかりして落第してしまった。
5月29日現在、台湾政府・中央感染症指揮センターの発表では、感染者は7806人(そのなかで、国内で感染された者は6620人、ほかは海外で感染して入国した者)で、死者が99人……
IOCとWHOは建党百周年記念を輝かせたい習近平国家主席と利害を共にし、彼らが乗る船「習近平号」をコロナ失敗国・ワクチン後進国である日本が玉砕覚悟で漕いでいる。命と税金を奪われるのは日本国民だ。
◆習近平にとって御しやすいWHOテドロス事務局長とIOCバッハ会長
バッハ会長やコーツ副会長を中心とするIOC(国際オリンピック委員会)が、いかに緊密に結託しているかに関しては一昨日(5月26日)のコ……
モラルハザード
中国の資本市場では、創設以来、モラルハザードが問題となっている。 基本的には、負債を返済することができない倒産企業が出れば、政府が常に救済策をまとめてくれ、株価が下がり過ぎれば、政府チームが介入して株式を買ってくれ、相場下落の圧力を和らげるために、規制当局がルールを変更したり新規発行を制限してくれるという考え方である。 この根底にある考え方は、政府の後ろ盾があるため、投資家が実際……
IOCのバッハ会長が東京五輪断行を無理強いする背景の一つに北京冬季五輪への配慮があるのは明白だが、習近平とバッハ会長との関係の濃さが一連の日本侮辱発言につながっていることを考察する。
◆IOCバッハ会長とコーツ副会長の日本侮蔑発言に国民の怒り爆発
5月19日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪と略称)の調整委員会とのリモート会議で、「……
デジタル経済は機械化(事務またはデータ処理—デスクトップパソコン端末)、ネットワーク化(固定ネットワーク、モバイルネットワーク、モノのインターネット—ポータブルPCまたは携帯端末)、共有化(デジタル化応用―クラウド端末)という3つの発展段階に分かれる。目下、中国はデジタル経済が既に機械化段階を超越し、正にネットワーク化段階を飛び越えつつあり、間もなく共有化段階に進もうかという状態にある。デジタル経……
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